貧血予防に牡蠣は効果的？妊婦は食べて大丈夫？

貧血を予防するためには食生活の見直しがとても大切です。

食べ物によっては貧血改善に効果があるものがたくさんありますが、そのなかでも注目したいのが「牡蠣」ですね。

では牡蠣と貧血の関係や、そして効果がある理由を早速詳しくご紹介したいと思います。

妊婦は食べても大丈夫なのか？も牡蠣マン独自の見解を書いています。

立ち上がるとフラっとくる貧血。

女性に多く見られる貧血は、めまいや立ちくらみ、動悸や疲労、顔色が悪いなどの症状があります。

貧血には鉄分不足の「鉄欠乏性貧血」、また「再生不良貧血」「溶結性貧血」「悪性貧血」などの種類があり原因はそれぞれ異なります。

最も多い鉄欠乏性貧血は食生活で十分な鉄分を補給していない、または出血によることが原因となります。

女性は毎月生理で大量の血液を失うため、男性よりも多くの鉄分が必要になるのですが、食生活の偏りがあると鉄分が不足して貧血を起こしやすい環境になってしまいます。

そのほかの貧血も同様に、基本的には血液の質の低下などが要因になりますが、病気を招くものなどもありますので、貧血の症状が悪化する場合はすぐに医療機関で相談をしましょう。

牡蠣の成分として有名なものにタウリンがあります。

滋養強壮剤でもよくお目にかかる成分ですが、疲労回復などの効果が高い点が特徴です。

さらに牡蠣には亜鉛も多く含まれています。

亜鉛は人間の体が必要とする必須ミネラルのひとつで、とても重要な存在です。

亜鉛が不足すると味覚障害を起こす場合もあり、体内で生成できないこの成分は食べ物から摂取しなければいけません。

他にも牡蠣にはアミノ酸やビタミン、ビオチン、カルシウムなどミネラルが豊富でとても栄養豊富な食べ物なのです。

牡蠣は20種類近いアミノ酸を配合していますので、健康維持としては欠かせない貴重な食べ物ですね。

ここまでお読み頂ければ牡蠣がどれ程良い食べ物なのかは、もうお分かりだと思います。

妊婦が牡蠣を食べる事についてですが、ノロウイルスに気をつければ問題ないと言えます。

つまり、牡蠣を生で食べるというような、ノロウイルスに感染する確率が高い食べ方は控えましょうと言う事です。

一応「ノロウイルスは胎児に直接悪影響を与えない」という事が一般的なのですが、果たしてそうなのでしょうか？

牡蠣マンもノロウイルスに感染した事がありますが、食べ物はろくに食べれず、無理をして食べたとしても下痢・・・こんな状態が２〜３日継続します。

これは胎児に対して直接的に影響は無かったとしても、栄養状態は一時的に著しく悪くなると言わざるを得ません。

更に、 症状が回復した後でも1〜2週間(最高で１ヶ月)は大便にウイルスが混ざるのと言われています。

何かのきっかけで夫や他の家族に感染でもしたら大変です。

妊婦が牡蠣を食べる事云々というより、妊婦は食中毒にならないようにしましょう！と牡蠣マンは言いたいです。

貧血は鉄分不足が主な理由になりますが、鉄分だけを補っていても貧血を予防することはできません。

牡蠣には造血する働きがあるビタミン類がバランスよく配合されているため、貧血改善にとてもメリットが多いのです。

ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12は血液を作るために欠かせない栄養素です。

しかし、食べ物ではつい不足しがちになってしまいます。

牛や豚のレバーに多く含まれていますが、牡蠣と同様に毎日食べるのは難しいですよね。

最近では牡蠣の栄養エキスを濃縮したサプリも多く販売されていますので、食生活のバランスが不安な方は貧血予防として牡蠣エキスサプリをプラスすることもよい方法ですよ。