牡蠣は1日何個まで大丈夫?食べ過ぎるとどうなるの?


牡蠣の美味しいシーズンになると居酒屋やレストランなど、いたるところで提供されています。
もちろん家庭の食卓でもおなじみの食べ物ですが、つい止まらず食べ過ぎてしまうこともありますよね。
牡蠣を食べる制限量は、はたして決まっているのかどうか、また食べ過ぎた場合にどのような症状があるか注意点について見ていきましょう。
1日5個までが目安量
牡蠣のメインとなる栄養素の「亜鉛」は成人男性の場合1日12r、女性で7r〜9rが目安摂取量といわれています。
亜鉛は体に大切なミネラルなので不足させてはいけません。しかし、だからと言って油断して牡蠣を食べ過ぎると、体の不調を起こすこともあるため注意が必要です。
亜鉛の摂取目安量で考えた場合、牡蠣は1日5個で十分に栄養補給が満たされるといわれています。
牡蠣に含まれている亜鉛は少量の牡蠣でもしっかり摂取できるということなのです。牡蠣を1日5個ならば、食べ過ぎず満足できる数ですよね。
つい美味しくて生ガキを沢山食べたくなっても、栄養の過剰摂取にならないように注意しましょう。
牡蠣を食べ過ぎるとどうなる?
牡蠣はそもそもノロウイルスの原因となるため、安全な時期に食べることが必要です。
特に冬の間はノロウイルスの原因になりやすく、牡蠣であたってしまうと下痢や腹痛、嘔吐など大変辛い症状が続きます。
牡蠣を食べ過ぎると突然アレルゲンとなり、アレルギーを発症させる可能性もありますので、過剰摂取は注意が必要です。
極端な例ではありますが、牡蠣を毎日大量に食べ続けると毛深くなる、または男性ホルモンが増えてしまうなどのリスクがあります。
普通なら牡蠣を大量に毎日食べることはありませんが、注意したい亜鉛は牡蠣以外にも含まれている食べ物が沢山あります。
ほかの食材からの摂取量を考え牡蠣は1日5個をあくまでも目安としてください。
牡蠣の亜鉛は過剰摂取に注意しよう
食べ過ぎは牡蠣そのものが悪いのではなく、成分の亜鉛の過剰摂取に注意が必要なのです。牡蠣を食べ過ぎた場合によくある症状には、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢などがあります。
牡蠣は亜鉛以外にもビタミンやアミノ酸、タウリンなど、体に良い成分がたっぷり含まれています。積極的に摂取したい食べ物ではあるのですが、亜鉛の過剰摂取にならないように十分気をつける必要があります。
ちなみに亜鉛はレバーや卵などにも含まれていますので、レバーを沢山食べた時は牡蠣を食べないなど、ちょっとしたバランスで工夫すると良いでしょう。
亜鉛は体に欠かせない栄養素の一つです。牡蠣の食べ過ぎが心配な方、またはしっかり亜鉛を続けて摂取したい方は牡蠣サプリメントを活用することもオススメですよ。






